夏の天の川 二日目。 [天の川]
<5D2 SIGMA28mmF1.8 ISO6400/F2.0/10×5枚>
調子に乗って翌日(4月26日)も出かけました。今度は長野県阿智村のヘブンス園原スキー場。
撮ることには慣れてきたものの、画像処理の課題がたくさん出てきました。
いろいろ試してみましたが、まずは星を滲ませるソフトフィルターをつけての一枚撮りです。
<5D2 SIGMA28mmF1.8 ISO6400/F2.0/13sec/PROSOFTON(A)>
星を目立たせようと後処理で思い切り持ち上げたので、明るすぎ&色がおかしい感じ。
フィルターのおかげで星が大きくなってますが、天の川の細かい星が見えないのでボツ。
さらに、高感度一枚撮りなのでノイズだらけ。
個人的には好きじゃないけど、インパクトはあるのでもう少し研究すれば一般向けイメージ写真にはいいかな。
観光アピール用に使えるかも知れません(仕事絡み)。
そういえば、スタックすると元写真のノイズも減らせるようです。(理屈についてはイマイチ理解してません)
で、今回もフィルターなしで撮ったものをスタックしてみました。
<5D2 SIGMA28mmF1.8 ISO6400/F2.0/10sec×5枚>
やっぱり細かな星のわかるフィルターなしのほうが好みです。
天の川のインパクトを出すためにスタック後に明るく処理するのですが、自然に仕上げるにはとても細かい調整が必要なようです。
これは大雑把に明るくした後、色をブルーに振ることで誤魔化しています。
綺麗だけど不自然なのでボツ。
ちなみにDSSでスタックすると出てくる画像はこんなんです。
真っ暗で何もわかりません(ダイナミックレンジが圧縮されているだけで、ちゃんと写っていますが)。
これを極端なレベル補正でがーっと明るく持ち上げて、色味やコントラストを調整して仕上げます。
星撮りではこういう画像処理のテクニックとセンスが撮影技術以上に重要で、まだまだ勉強しなければと思います。
(Photoshopが上手く使えず、慣れたNikonのCapture NX2でやってます)
最終的に、空をどんな色にもっていくか。地上部分はどう処理するか(今回は暗く落として潰してます)。
いろんな写真を見て、自分の好みをハッキリさせたいと思います。
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